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千葉県歴史教育者協議会(千葉県歴教協)のサイトです。

2018年1月2月例会情報など

1月21日(日)
13:50~
世界部会
千葉市中央コミュニティセンター サークル室6
歴史部会新規出版事業の原稿検討

1月22日(月)
13:30~
歴史見学部会例会
千葉中央コミュニティセンター 5階
船橋歴史見学会報告/木更津で見つかった奉安殿

1月23日(火)
18:00~
船橋支部
第51回千葉県歴教協研究集会について/2・11集会の計画/関東ブロック参加報告

1月28日(日)
13:00~15:30
船橋支部2・11集会
場所 船橋市勤労市民センター 第2会議室
講師 大野一夫さん(元船橋市中学校教師、歴教協元事務局長、東洋大学・武蔵大学講師)
テーマ 「戦前・戦中の教育と現代ー改憲と明治150年問題を問うー」
資料代 300円

2月3日(土)
13:50~
戦争と平和を学ぶ会(匝瑳市)
匝瑳市・市民ふれあいセンター
平形千惠子さん「関東大震災と千葉の朝鮮人虐殺」

2月3日(土)
千葉支部
17:00~
千葉市中央コミュニティセンター サークル室3
高麗大生と与謝野晶子の思想と行動を考える/『歴史地理教育』編集長の2年間を振り返って/『歴史地理教育』の実践から

2月10日(土)
習八支部
戦争と平和を考える集会
「教科書問題とは」

2月11日(日)
13:30~
香取 建国記念の日を考える2・11集会
香取市佐原中央公民館 視聴覚室(3階)
金子勝さん「日本国憲法の危機―「戦争する日本」作りを阻止するために―」

2月11日(日)
13:50~
世界部会
千葉市中央コミュニティセンター サークル室7

2月13日(水)
東葛支部
パレット柏ミーティングルームF
歴史部会本の原稿検討

2月18日(日)
14:00~17:00
日本史部会・岩波講座日本歴史学習会
立教大学池袋キャンパス 5号館第1+2会議室
成田龍一さん・和田悠さん
成田龍一「女性史/ジェンダー史:近現代日本の領域を軸に」
(『岩波講座日本歴史第22巻』所収)
和田悠「鹿野女性史の視角:『現代日本女性史』を読む」
(『触発する歴史学』所収)を素材に著者のあいだでの対論、参加者による討論

2月20日(火)
18:00~
船橋支部
船橋市勤労市民センター

3月10日(土)
習八支部

3月17日(土)
13:30~
戦時の学校と日中戦争を学ぶ会
銚子市勤労コミュニティセンター2階
三谷春男さん「戦時の学校生活と日中戦争の体験」

2018.1.13・14 第51回千葉県歴史教育研究集会

第51回千葉県歴史教育研究集会
―子どもと地域・社会科を考える―

2018年1月13日、14日
会場:県立東葛飾高等学校 JR常磐線or東武野田線柏駅西口下車 徒歩10分

1月13日(土)

*受付開始 12:30~
*ワークショップ(教材展示・体験)12:30~13:50
① 錬金術 ② 紋切り ③ 古文書入門 ④ 戦争体験の聞き取り ⑤ 韓国の絵本展 ⑥ 戦争碑 ⑦糸つむぎ ⑧ 江戸図屏風・双六 ⑨ 拓本取り ⑩ 小学校道徳教科書  など
*地域実践報告 14:15~15:05
高校におけるアクティブ・ラーニングの実践-帝国主義双六の授業-
*記念講演 15:15~16:45
高校新科目「歴史総合」と歴史教育 君島和彦(東京学芸大学名誉教授)
*懇 親 会 17:30~19:30

1月14日(日)

*分科会 9:00~12:15/13:45~16:00
小学校・中学校・日本・世界・地域・平和と民主主義
*学生・院生交流会 12:15~13:35
*若手教員交流会  12:15~13:35
*閉会集会  16:10~16:30

・参 加 費 会員以外の市民・学生1,000円 教員・会員2,000円 
 学生ボランティア・高校生以下無料 
・懇親会費 4,000円(13日:希望者のみ、学生・院生割引あり)

主催:千葉県歴史教育者協議会

詳しくはチラシをご覧ください。

2018年1月例会情報など

2018年
1月6日(土)17:00~
千葉支部例会
千葉市中央コミュニティセンター6階サークル室3
  授業実践「昆布ロード」/『歴史地理教育』の実践から

1月7日(日)10:00~
歴教協第36回中間研究集会
東京労働会館ラパスホール(大塚駅)
  講演「明治150年史観を検討し批判する」講師山田朗(歴教協委員長)

1月7日(日)9:30~
NPO安房文化遺産フォーラム
赤山地下壕ガイドサービス

1月13~14日(土・日)12:00~
千葉県歴教協研究集会

1月21日(日)13:50~
世界部会例会
千葉中央コミュニティセンターサークル室6

1月22日(月)13:30~
歴史見学部会例会
千葉県コミュニティセンター5階
  船橋歴史見学会報告/木更津で見つかった奉安殿

1月23日(火)
船橋支部例会

1月28日(日)
建国記念の日を考える集会
船橋市勤労市民センター第2会議室
  講演「戦前・戦中の教育と現代」講師大野一夫 

2月3日(土)13:30~
戦争と平和を学ぶ会(匝瑳市)
匝瑳市民ふれあいセンター2階会議室
  講演「関東大震災と千葉の朝鮮人虐殺」講師平形千恵子

2月10日
習八支部
戦争と平和を考える集会「教科書問題とは」

社会科授業づくり講座2018年1月

1月授業づくり講座のお知らせ

日 時:1月28日(日)10:30~13:00
会 場:東京学芸大学附属竹早中学校(メトロ茗荷谷駅下車徒歩12分)
報告者:津田隆広(埼玉県特別支援学校教員)/宮下和洋(千葉県特別支援学校教員)
内 容:「特別支援学校のキャリア教育とは~障害疑似体験を通して~」/「特別支援学校の授業~作業学習ってなんだろう?
終了後、参加出来る方たちで昼食会も行います。

2017年12月例会情報など

12月1日(金)
14:30~
「標的の島」上映・三上智恵講演会
松戸市民劇場

12月2日(土)
17:00~
千葉支部例会
千葉市コミュニティセンター6階サ-クル室3
 「秋の見学会」総括/寒川セツルについて/『歴史地理教育』の実践から

12月4~6日
習八支部旅行
高野山金剛峯寺・奈良方面

12月9日(土)習八支部例会

12月10日(日)
13:30~
世界部会例会
千葉市中央コミュニティーセンター6階 サークル7
《出版事業自主検討》
  「差別や暴力のない世界をサッカーから」/「シリア難民問題を考える~パレスティナを視野にいれて(仮題)」/「米ソ対立からみるキューバ危機(仮題)」/「叙任権闘争(仮題)
《部会報告》
   高大接続改革関係の動向について

12月10日(日)
13:00~
日本史部会例会
千葉市中央コミュニティーセンター6階 サークル6
   「鎌倉幕府の成立」/「沖縄・女性・暴力ーハジチを教材化するー」/「縄文日記を書こうー生徒が考える縄文時代のイメージー」/「砂川闘争から西多摩の基地問題を考えるーIKEA・ららポートは基地だったー」

12月14日(火)
18:00~
船橋支部例会
船橋市勤労市民センター小会議室

12月18日(月)
19:00~
岩波講座『日本歴史』学習会
   高橋美貴ほか「近世の漁業・塩業・鉱業」『日本歴史第13巻近世4』

12月19日(火)
19:00~
東葛支部例会
パレット柏ミーティングルーム


12月23~24日(土・日)
12:00~
関東ブロック茨城大会
会場:筑波学院大学(筑波エクスプレス駅徒歩7分)

2018年
1月7日(日)
10:00~
歴教協第36回中間研究集会
東京労働会館ラパスホール(大塚駅)
   講演「明治150年史観を検討し批判する」講師山田朗(歴教協委員長)

1月13~14日(土・日)
12:00~
千葉県歴教協研究集会

2月3日
13:30~
戦争と平和を学ぶ会(匝瑳市)
匝瑳市民ふれあいセンター2階会議室
   講演平形千恵子さん「関東大震災と千葉の朝鮮人虐殺」

2月10日
習八支部
戦争と平和を考える集会
   「教科書問題とは」

2017年11月例会情報など

11月11日(土)
17:00~
千葉支部例会
千葉市中央コミュニティセンターサークル室3
「秋の見学会」準備/『歴史地理教育』の実践報告について

11月12日(日)
13:30~世界部会例会
パレット柏ミーティングルームG
  差別や暴力のない世界をサッカーから/シリア難民を考える~パレスティナを視野にいれて/米ソ対立からみるキューバ危機(仮題)/岩倉使節団の授業書(後編)

11月12日(日)
10:00~
千葉県歴教協主催 秋の見学会 幕張の中世・近世を歩く
9:30受け付け開始。JR幕張駅改札右スペース集合。

11月11日(土)
習八支部例会

11月11日(土)
13:50~
銚子の建築を学ぶ会
銚子市勤労コミュニティセンター
  講演「銚子の建築ー外川の町並みと犬吠埼濤台について」

11月14日(火)
18:00~
船橋支部例会
船橋市勤労市民センター小会議室

11月19日(日)
13:00~
日本史部会例会
千葉市中央コミュニティーセンターサークル室6

11月20日(月)
13:30~
歴史見学部会例会
千葉市コミュニティセンター5階
  県主催「秋の歴史見学会」に参加して/木更津で見つかった奉安殿

12月4~6日(月~水)
習八支部旅行
  高野山金剛峯寺・奈良方面

12月9日(土)
習八支部例会

12月12日(火)
船橋支部例会
船橋市勤労市民センター

12月23~24日(土・日)
12:00~
関東ブロック茨城大会
会場:筑波学院大学(筑波エクスプレス駅徒歩7分)

社会科授業づくり講座11月(感想を追記)

社会科授業づくり講座
11月講座のご案内

会場 東京学芸大学附属竹早中学校
日時 2017年 11月19日(日) 10:00~13:00
テーマ 高校「教育困難校の生徒たちと授業をつくる」
講師 浅尾 弘子さん(千葉県 高校教諭)

※ 教員の方,学生の方,教職を志す方,どなたでもお気軽にご参加ください。
※ 普段着で構いません。
※ 参加費 500円(学生は200円)
※ 事前予約などは必要ありません。途中参加,退出も可能です。

社会科授業づくり11月講座報告
「教育困難校の生徒たちと授業をつくる」
講師:浅尾弘子さん(千葉県 高校教諭)
1.参加者数:16名
2.講座参加者の感想(一部学校名などは編集しています。)
  ・後半の「蟹工船」の実践のお話ももちろん心にじんとくるお話でしたが、前半の職場づくりの話がとても心に残りました。そして、自分の心の持ちようを振り返りました。私は「ここだから(環境が良いから)できる」とか「ここではできない」という線引きを勝手にしてあきらめることも良くあったりしますが、どんな状況でも自分ができることを、していくことが必要なのだと思いました。私も今、この状況を良くすることを努力していきたいです。
    校長先生にプレゼントすることはやってみたいと思いました。今日参加させていただき本当に良かったです。(テスト作りで参加をあきらめるところでしたが、声をかけていただきありがとうございました。)

  ・途中からの参加になってしまいましたが、大変興味深い報告でした。私も今年から新採用として神奈川県内の昼間定時制の高校に赴任して、日々の授業や校務に追われています。今日のお話を聞けて授業の仕方は勿論、生徒との向き合い方についても非常に参考になりました。すぐに実践できるとは思いませんが、今日のことを参考にして、少しずつでも自分流に実現していきたいと思います。ありがとうございました。

  ・I高校と似たような学校で社会科(世界史)を教えているので、今回の講座はドンピシャな内容でした。生徒の生活知を基にして授業を作るという浅尾先生のご意見にはハッとさせられました。私は教える内容がまずあってそれをどのように料理すればいいと考えていました。自分自身がまだ「受験第一主義」から脱却できていないのかと感じました。

  ・今日も素敵な学びの会を企画くださり、ありがとうございました。楽しいお話に、初めから終わりまで笑いっぱなし、あっという間の2時間でした。まず、目の前の生徒たちを知る。毎日の生活、考えていること、家庭のこと…。そして何が必要なのか、とことん考える。次に考えたことを、どうしたら実現出来るのかチャレンジ、諦めない。しかも楽しく!

お話の最中、あれもこれもと様々な思いや考えが、胸に湧き上がりました。
1、学校の中核になることで、学校を変え自分のやりたいことを実現しようとしている。→振りかかかる主任などの役割に、どうやって逃げようかと常々 思う自分。でも、浅尾さんはチャンスととらえている。
2、授業を作ろうと思ったら、とにかく教材を集めまくる。例会でも広報する。たくさん集まったら、素材を組み立てる。→そうやってコレはと思う授業をつくるのね。
3、「社会科の学力」を主権者として行動する力、と考えるなら、困難校の生徒が進学校の生徒より「社会科の学力」が低いとは思わないという言葉が印象的。→ここで私はジーンときて涙が出てしまいました。何でだろうと、さっきからずっと考えているのですが、分かりません。ただそうだよな、それで良いのだという安心感はありました。毎日の勤務が辛いわけではなく、正直すぎる生徒たちを愛おしいという気持ちに共感します。まず、共通テストを上手く切り抜けられるよう提案しよう。

この子たちに必要なことは何?そして必要な学力は何?もっともっと、突きつめて考えていきたい。そして、それを実践に繋げていきたい。「ウチの子だから」「忙しいから」とどこかで、言い訳をし、サボってきた自分とも向き合わざるを得ない時間でした。ありがとうございました。
  
3.浅尾弘子先生(報告者)より
 若い方の多い会はそれだけでうれしくなりました。先生方の勤務する学校の生徒の状況、職場の雰囲気、管理職の姿勢などにより、私たち教職員にできることはおのずと制約されてしまいます。その中で日々奮闘しているわけですが、「どうせ…」「ここでは…」などとあきらめず、自分がめざす授業を実現するためにできることを探していくことが、大変ですがおもしろいことだと思っています。
私は教員生活41年目ですが、いまだに授業で悩み、苦しんでいます。それでも時々生徒の輝く目やすてきな文章などに触れたとき、他の仕事にはない喜びを感じます。教師にできることには限界があり、またその成果は大きくはないのですが、未来に生きる子どもたちがすこしでも成長できるよう、ともに頑張っていきましょう。
私の話を楽しんで聞いてくださり、ありがとうございました。

4.担当者より
   11月講座にご参加いただきありがとうございました。今年は年間を通じてどの月の講座にも15名ほどの方の参加があり、「社会科授業づくり講座」に興味を持ってくださっている方が確実に増えていることを実感することができました。
   今回の浅尾先生の講座は、職場づくりのお話を多くの方が興味を持って聞いておられたように感じました。現場で働く教員が授業や授業準備だけでなく、児童・生徒や職場の環境、仲間との人間関係などに悩み、どうすればよいのかわからず元気をなくしている。そんな状況に今回の浅尾先生のお話で「そうか!そうやれば良いのか!!」と希望の光を見つけた方も多いようです。実行委員会としては「社会科授業づくり講座」に社会科の実践報告以外の部分で求められていることに気がつけ、今後の講座運営の参考にもなりました。反省を来年度さらに良い講座が行えるよういかしてまいります。今年度もありがとうございました。来年度もよろしくお願いいたします。

秋の見学会 2017年

千葉県歴史教育者協議会 秋の見学会
幕張の中世・近世を歩く

≪テーマ≫ 
1.千葉氏庶流・武石城と馬加城のあった幕張(中世)  
2.昆陽神社はなぜ建てられたのか?(近世)
         
日 時  2017年11月12日(日) 10:00~16:00 (9:30受付開始)
集 合  JR幕張駅 改札口を出て右方向にある広いスペース
資料代  500円 (県会員は無料)
☆かなり歩きますので,飲み物等ご持参ください。
☆説明時に座る場所がありません。シート,折りたたみイスなどがあると便利です。
☆昼食はJR幕張駅周辺の飲食店を利用します。

*午前のみ、午後のみの参加も可能です。
午後からの参加者は13:00にJR幕張駅改札付近においでください。

詳しくはチラシをご覧ください。

2017年10月例会情報など

10月3日(火)~10月8日(日)
10:00~17:00
船橋市民ギャラリービル3階(船橋スクエア21)
第23回平和のための戦争展ちば

10月7日(土)
17:00~
千葉支部例会
千葉市中央コミュニティセンター6階サークル室3
高麗大学の授業「与謝野晶子」/秋の見学会について/『歴史地理教育』の授業実践から

10月8日(日)
13:30~
世界史部会例会
千葉市中央コミュニティーセンターサークル室1
「産業革命」

10月15日(日)
13:30~
第18回東総歴教協総会
銚子市勤労コミュニティセンター
講演「銚子沖弾薬投棄について」

10月15日(日)
13:00~
日本史部会例会
今月は敬愛学園高校で行います
「奈良時代に性別をいつわる偽籍がなぜ通用したのか」/「地租改正をどう学ぶか」

10月17日(火)
18:00~20:45
船橋支部例会
船橋市勤労市民センター第2会議室

11月12日(日)
13:30~
世界史部会例会
パレット柏ミーティングルームG

<会計からのお願い>
○千葉県歴教協の会計年度は毎年9月~翌年の8月までとなっており、9月の総会時には会計報告をしています。つきましてはまだ未納の会費がある方は、振り込み用紙を同封していますので至急の納入をお願いします。以上宜しくお願い致します

社会科授業づくり講座9月(感想を追記)

9月の授業づくり講座

日 時:9月17日(日)14:00~17:00
会 場:東京学芸大学付属竹早中学校 丸の内線 茗荷谷駅徒歩12分
報告者とテーマ:
森下周亮(埼玉小学校教員)「特別活動を生かした学級経営」
宮崎令子(元埼玉小学校教員)「長く続いた戦争と人々の暮らし」
参加費:500円(学生200円)

<社会科授業づくり9月講座の報告>
「特別活動を生かした学級経営」森下周亮(小学校教員)
「長く続いた戦争と人々の暮らし」宮崎令子(元小学校教員)

1.参加者数:15名(講師を含む)
  内訳…大学生(大学院生を含む):4名 教員:11名 

2.講座参加者の感想
 <森下さんの実践報告について>
・「あたたかいクラスにしたい」という思いを一貫してもって日々学級経営に取り組んでいる先生の姿勢が、子どもたちにもよく伝わっていると思いました。
・係ランチや係カードは形式を変えて、実戦できたらと思いました。小学校で、これまで深く学び言葉にできることに驚きました。小学校で、何を習得し、どのように活用したのかを知ることは、必要なことだと痛感しました。見通しをもち、関連付けを行っていきたいと思います。
・反対の立場を明らかにして意見を言うことに賛成です。自分とは、異なる意見が存在することを知ったり、反対意見を言われることは、自分が否定されることではないことを学ぶ上で、大切だと思うからです。様々な意見が対立するとき、どのように解決するのかを学ぶことにもつながると思います。
・算数の丸付けの仕方で、わざと間違いを紛れさせる方法は、ちょっとした子どものコミュニケーションにも繋がってくると思います。細かな子どもとの交流も大切にしているので、とても勉強になりました。
<宮崎さんの実践報告について>
 ・宮崎先生の実践は、いつも資料が豊富で、子どもたちの学習の深まりも良く見えるなあと感じます。たぶん子どもたちは、大人になってもこの時の学習を覚えているだろうなと思います。子どもたちの感想に「一番平和な国にしたい」という文がありました。これを安倍首相が見たらどう思うのか…と思いました。
 ・どうしても命の大切さや戦争をしてはいけないということに落ち着きがちなので、なぜ起きたのかまで学習する必要があると私も感じました。歴史を繰り返さないためにも歴史から学ぶ。このことが歴史を学ぶ最大の意味だと思います。「なぜ」・「どうして」の部分まで学べるような授業づくりをしようと思いました。
 ・宮崎先生のご報告にあった子どもたちの感想文をたいへん興味深く読ませていただきました。子どもたちなりの視点で分析しているように感じました。このように学んだ子どもたちは、ニュースや新聞を見たり、話を聴いたりするときの意識がかわってくると思います。大変勉強になりました。
 ・グループごとに沖縄について学習した成果を見て、ここまで深めることができるのかと驚きました。子どもの主体性も引き出すことのできる素晴らしい手法なので、自分も参考にしたいと思います。
 ・憲法学習のまとめに「お気に入りの条文」はやってみたいと思いました。新学習指導要領の話はショックでした。よほど注意しなければいけないでしょうが、難しいことだと感じました。

3.報告者より
 *小学校の特別活動について、報告をさせていただきましたが、他の先生方の意見を聞かせていただき、勉強になりました。また、報告することを通して、自分の中でも、特別活動について整理することができました。今回の講座を通して、特別活動の大切さを改めて確認できたら嬉しいと思いました。(森下周亮さん)
 *台風の雨にぬれる覚悟で若い方たちがたくさん参加してくれて嬉しかったです。森下さんの報告は、1年目の反省を生かして目当てをはっきりと持ち、試行錯誤の中で一つ一つ着実に前進している姿が目に浮かび、素敵でした。私は自分自身の教師生活最後の実践報告として、少しでも若い人たちの今後のヒントになればと思ってお話させてもらいました。皆さんの感想を読ませていただき、短時間の中でそれぞれの方が真摯にいろいろな方向から受け止めて下さったことが良く分かりました。どうもありがとうございました。今後も若い人たちと共に学び続けていきたいと思います。(宮崎令子さん)
 
5.担当者より
   悪天候のなかでも、これだけの参加者が集まってくださったのは、実践報告の内容が興味深いものだったことや各実行委員の宣伝努力に尽きると思います。若手の森下さんの「特別活動を生かした学級経営」の実践報告では、学級歌や旗、フェスティバルの話し合いなど、子ども同士のやりとりが活発で、資料や森下さんのお話からも、とても楽しくあたたかい学級であることが伝わってきました。自分が2年目の時に、こんなにしっかりした学級経営できていたかなと…ただただ感心するばかりです。なぞなぞ係をはじめ、2学期以降の係活動の活性化にも期待しています。宮崎さんの実践報告では、資料、体験談、交流などあらゆる手法や教材を用いて、戦争について考えていく単元計画が素晴らしいなと感じました。8時間の授業で、ここまで丁寧に授業をつくることの努力や教材研究の熱意は、若手にもベテランにも勉強になったと思います。子どもたちの感想からも授業を受ける前と終わりでは、戦争に対する認識の変化が見られ、深い学びとなったことがよくわかりました。(宮下和洋さん)