軍郷習志野の史跡を訪ねる―大久保から実籾へ―
<日本の軍隊はどう変わっていったか>
日 時 2016年11月5日(土)10:00~16:00
集合場所 京成大久保駅
資 料 代 500円(会員無料)
軍郷習志野の史跡を訪ねる―大久保から実籾へ―
<日本の軍隊はどう変わっていったか>
日 時 2016年11月5日(土)10:00~16:00
集合場所 京成大久保駅
資 料 代 500円(会員無料)
「第22回 平和のための戦争展 ちば」
9月20日(火)~25日(日)
船橋市民ギャラリー(船橋スクエアビル21 3F)
10:00~17:00
千葉県の20以上の団体が実行委員会を組織し、
船橋、鎌ヶ谷、習志野、八千代市や
同教育委員会の後援を得て開催するものです。
昨年は高校の先生のご協力で、高校生が70名も講演や
展示見学に参加してくれました。
そして講演や体験者の話を聞いたり、展示を見たり、
会場にいた実行委員と話したりする中で、
「教科書では学べないことを学んだ」と好評でした。
日 時 2016年10月1日(土)
12:50~17:00
集合場所 東武東上線南口(地下鉄成増駅からも可)
内 容 成増・和光・朝霞フィールドワーク
~文学・史跡・自衛隊基地(米軍基地跡地)~
講 師 中條克俊さん(埼玉中学校教員)
参加費 500円
*懇親会を予定しています(チラシ参照)。
詳しくはチラシを御覧下さい。
お問い合わせもチラシの宛先にお願いします。
10月授業づくり講座報告
~成増・和光・朝霞フィールドワーク~ *14名参加
中條克俊さん(講師)からのメッセージ
2016年10月1日、1時から歩き始めていたのに懇親会の場所にたどり着いたときは世の中真っ暗になっていました。私にとって、三回目のガイド役としてのフィールドワーク参加でした。
社会科教員としての私は歴史教育者協議会に育てられました。その私のせめてもの恩返しのつもりで、社会科教育の「生命線」ともいうべきフィールドワークのガイド役を引き受けました。一、二回目は生まれ育った新宿を、そして今回は第二の故郷となった朝霞・和光を中心にチャッチャッカとみなさんと歩き回ることにしました。歩く速度は金子真先生の教え通りに、(気が)早く(スピードが)速くです。参加されたKさんからは「今回は坂あり、歩道橋ありのコースでした。万歩計は1万5000歩でした」とうかがいました。みなさん、あきれたことでしょう。
今回もフィールドワークのおもしろさを知っていただけたでしょうか。皆さんの感想を読ませていただき、少しはお役に立てたのかなと思いました。
*詳しい内容は、追って『歴史地理教育』に執筆して頂きます。
参加者の感想
*一日歩いた地域だけで、古代から江戸、明治、大正、昭和・・と様々な時代の歴史に触れました。中條先生や清水かつらの研究をしていた地域の方のように地域の歴史を掘り起こす方がいらっしゃるからだと思います。たくさんの資料を準備してくださり、感謝しています。また、朝鮮半島と日本のつながりの深さを改めて感じました。実行委員の方が、南栄神社の蜘蛛の巣までとってくれました。FW中もずっと、細かなことに気配りをしてくださってありがとうございました。
*中條克俊先生の明快な説明で頭の中が整理されて,現在,調べている陸軍所沢飛行場・ 米軍所沢基地・米軍所沢基地返還運動の解決方法に見通しを持つことができました。成増では中條先生の「ここにも特攻がありました。B29に対する特攻です」という話から,所沢基地がなぜ成増基地の隷下になったのかが分かりました。成増が,帝都防衛の第一線の戦隊をもつ基地だったからです。所沢飛行場の所沢整備学校は敗戦間際,教材用にしていた戦闘機に機銃を取り付け,機銃弾を詰めて一つの戦隊を組んだそうです。敵機がくると,成増から指令が入ると迎撃に飛びたちました。
*キャンプ・ドレイク跡地。返還されて40年近くなるそうですが跡地はジャングル化。でもフェンスの奥を覗くと錆びた英語表記の看板などが放置してあります。国家公務員 宿舎建設予定があった際に行われた土壌調査では鉛やダイオキシンも検出されたとのこ と。基地返還の際、原状回復の義務がない不平等な日米地位協定の構図を間近に見ることで、沖縄の構図が私たちが暮らす地域の身近にあることを確かに感じました。帰りの電車の中で頂いた資料を拝読。中條さんは地域の方々からの聞き取りはもちろん敗戦直 後から米軍占領時代の朝霞、独立回復後から基地返還までの朝霞を知るために、地域の 図書館で「埼玉新聞」「埼玉タイムス」のマイクロフィルムと縮刷版を読み込んだ経験 も書かれていました。こんな風に地域を調べる手法もあるのかと学びました。「すべての学習は平和を目指すためのもの」という中條さんの信念に共感します。
*中條先生が「朝霞の森で、現在と過去の対話(E・H・カー)を試みて」とおっしゃる通り、朝霞は、基地の街だったところから、地域の方々と朝霞市が共同で基地跡地に「朝霞の森」を完成させた、まさに過去と現在を知り、そして未来に向けて私たちが何をすべきかと真剣に考えさせられる場所でした。
さらに、朝霞は「音楽の街」と私は勝手に名付けています。私が大好きな歌声の本田美奈子、「靴が鳴る」の作詞家・清水かつら、早稲田の大先輩の児童文学者・大石真、ほか多才な方々の生まれ育った街。そして、ジャズ。フィールドワークの終わりに、進駐軍ジャズのお店で現存する最古の「ジャズ喫茶・海」に行き、ライブを堪能し、マスターにお話も聞きました。かつては、米兵で賑わい、喧嘩や犯罪も日常茶飯事であった様子や、先代マスターとジャズを愛する人々によって、ここまで続いてきたこと…。ここにも「現在と過去の対話」がある!と私はしみじみ思ったのでした。
実行委員の感想
本講座のフィールドワークを3回も担当してくださった中條先生、本当にありがとうございました!朝霞駐屯地の見学では、実際に自衛隊の方が着用している服や備品、乗っている戦車などを見学することができたり、自衛隊の方と話をしたりととても勉強になりました。また、安保法による自衛隊の権限が拡大されたことを考えると、そこの広場で楽しそうに遊ぶ小さな子どもたちの姿をみて、複雑な気持ちにもなりました。改めて社会科教員として、平和学習や憲法9条について学ぶ意義や重要性を感じました。
毎年のフィールドワークに参加して思うことは、時間がかかっても、昔から住む方のリアルな体験談や話を聞くこと、自分の足で歩いて何かを発見することや検証することが大切なんだということです。偉そうなことを言っていますが、中條先生のような、子どもたちのために努力を惜しまない教員になれるよう、頑張りたいと思いました。
8月21日(日)午前9時~午後5時
千葉市生涯学習センター3階 特別会議室
参加費300円(資料代)
講演「魅力ある社会科の授業をつくる」
社会科は教科書通りにやれない教科です。地域や生活から課題を見つけ、カリキュラムを自主編成して、
自ら授業をつくっていくことが求められます。大変だと思う反面、子どもの現実を見据え、
何をどう教えるか、自分の頭で考え開拓していける自由があるということです。
楽しく学び、深く考え、確かな認識を育てる授業をどのようにつくっていくか、いっしょに考えてみませんか。
模擬授業① 小6「原爆の投下は正しかったのか?」
今年、オバマ大統領が広島を訪れました。授業では、原爆投下についてのアメリカの教科書の記述と
原子爆弾の威力や被害がわかる資料を読み取り、自分の意見をまとめさせます。
それぞれの意見を交流したあと、オバマ大統領の演説を読んで、もう一度考えさせたいと考えています。
模擬授業② 小5「和算に挑戦」
授業のねらいは、江戸時代の算数に挑戦することで、社会が安定するにつれ歌舞伎や
浮世絵などの文化が町人の間に広がったように、和算が人々の間に浸透していったことを
つかむことです。その後の、和算を通して江戸時代の人々と寺社との関係を理解する授業の
導入の時間です。
8月5日(金)~7日(日)歴教協沖縄大会
8月6日(土)13:30~
銚子市郷土史談会例会 銚子市青少年文化会館
「戦争遺跡について」
8月19日(金)9:30~
船橋市教職委員会共催歴史見学会 新京成三咲駅集合
8月21日(日)9:00~17:00
千葉支部夏の授業講座 千葉市生涯教育センター特別会議室
講演・模擬授業を2本予定しています。
ゆっくり、たっぷり行います。皆さんの参加をお待ちしています。
8月21日(日)13:00~
日本史部会 千葉市中央コミュニティーセンター6階サークル室6
8月27日(土)
松戸支部サマースクール さわやか県民プラザ
9月3日(土)
千葉支部例会 千葉市中央コミュニティセンター
9月4日(日)14:00~
関東大震災93周年慰霊祭 八千代市高津山観音寺
9月11日(日)13:30~
東総支部 江畑美術館見学会(旭市) 旭市江畑美術館集合
9月17日(土)9:30~12:00
習・八支部総会 東習志野コミュニティーセンター
小6 「3人の武将」授業報告
9月18日(日)13:00~
千葉県歴教協総会 千葉市中央コミュニティセンター5階講義室1
9月20日(火)19:00~
東葛支部例会 東葛飾高校社会科教室。
9月20日(火)~25日(日) 10:00~17:00
第22回平和のための戦争展ちば 船橋市民ギャラリー・船橋スクエア21の3階
9月授業づくり講座(特別編)のお知らせ
日 時:9月10日(土)14:00 ~17:00
会 場:東京学芸大学附属竹早中学校4F社会科室
(メトロ丸ノ内線下車徒歩12分)
テーマ:特別支援教育を知ろう!
報告者:津田隆広(埼玉 特別支援学校教員)
宮下和洋(千葉 特別支援学校教員)
内 容:特別支援学校の授業や環境づくり、授業を行う上で大切にして
いることを紹介し、通常学級に在籍している子どもたちひとりひとりに
とってのわかる授業づくりのヒントにもなればと思います。
9月授業づくり講座アンケート テーマ~特別支援教育とは~
1.参加した方たちの感想(一部抜粋) *参加者は9名でした。
・「子どもの実態」と「基本的な発達の型」両方を考えることが大切だということが分かりました。
・お二方の先生方が本当に丁寧に資料を作ってくださって、とても良い機会でした。
・授業のユニバーサルデザイン、今後も意識しながら自校で実践ができると思いました。
・特別支援学校勤務の若手二人が特別支援教育の基本的なことや学校の実情などとても分かりやすく話していただき様々なご苦労も含めて良く知らない私にとって大いに理解が進みました。
・たとえ少人数とはいえ、個人差に対応することの大変さや、その子に見合った課題を見定めることの難しさが感じられました。
・津田さんの話に出てきた、個別性と普遍性の視点の中に年齢相応の課題を選ぶという視点があるだろうと気付かされ、これらが一般校での授業にも役に立つと感じました。本日は私にとって刺激的な報告ありがとうございました。
・特別支援教育の現状と実際を学べてとても良かったです。
・<宮下さんのレポ>「特別支援学校の紹介」というところで全体像がとても分かりやすく説明され良かった。質問がいろいろ出て、自分も聞きたいことが聞け、ありがたかった。
・ <津田さんのレポ>我が子からはじまり我が子に終わり、子どもの発達段階や支援について愛情深く具体的に語られていて良かった。
・特別支援教育についての知識や考え方を知ることができ、とても参考になりました。特に発達段階を理解することと最終的な目標を見通すことは通常学級においても変わらない大切なことだと思いました。特別支援を別の教育と考えるのではなく、通常でも活かせる技術や考え方として自分もさらに理解を深めていきたいと思います。
・とても大切なことを学んだ講座でした。お二人が児童・生徒一人一人をみつめ丁寧に向き合っている姿勢に40人である程度学力の高い子どもたちに対しても、もっと良い接し方があると思い、今日のことをいかしていきたいと思いました。
・津田さんの子どもの発達段階をふまえた授業の在り方、ぐにゃぐにゃスティック勉強になりました。環境要因を整えて、子どものわかる、できるを増やしていきたいと改めて感じました。
2.発表者より
宮下 和洋
今回、講師として、特別支援学校の事や特別支援教育について話す機会をいただいた事で、自分自身にとっては、今の仕事ぶりや考え方等を見つめ直す良い機会となりました。また、津田くんの話をきいて、子どもたちや保護者の思いに寄り添えるよう、もっと頑張らねば!と感じさせられました。ありがとうございました!
津田 隆広
このたびは講座へのご参加ありがとうございました。「社会科」授業づくり講座であり、特別支援学校に勤務し、社会科を教えていない私が報告できることは無いとモヤモヤしていた中で、今回特別支援教育について話す機会を与えてくださり本当に嬉しかったです。当日はやや伝え方が良くない場面もあり、自己評価としては30点くらいでしたが、どんなことを皆さんにお伝えしたいのか考え、しっかりと準備し、話すことができたのは良かったです。「特別支援教育」と名前が付けばなんだがとても特別な教育だと思われてしまいますが、私はどんな先生であっても求める目標や支援の仕方に違いはないと考えます。障害を持った子もそうでない子も多くの周りの理解があってこそ成長できるので、皆さん一人一人が子どもたちの「個性」を認め愛情を持って接していただきたいです。今後も特別支援教育を学び続け、それを通常学校に異動した時に活かせるよう努力したいです。
授業づくり講座・特番 7月フィールドワークのお知らせ
今年度、授業づくり講座は、年間計画とは別に、いくつかの催し
学習会を計画しています。7月は、全生園フィールドワーク
で、ハンセン病の歴史を学びます。
平成28年7月17日(日)
10:30~16:00
JR武蔵野線 新秋津駅 降りてすぐのバス乗り場 10:20頃集合
詳しくはチラシを御覧下さい。
お問い合わせもチラシの宛先にお願いします。
7月社会科授業づくり講座フィールドワーク報告 7月17日実施 参加者19名
映画「あん」の舞台ともなった全生園とハンセン病資料館を、青木祐子さんの案内で
見学し、元患者さんの平沢保治さんのお話を伺うという心に刻まれた1日でした。
<参加者の感想から> 参加者19名
○青木さんの心のこもったご案内は、全生園の人々の深い思いを伝えてくださったと思います。本で読んでいたものからのイメージとはちがう、すばらしいフィールドワークでした。先生の今までの実践の豊かさを感じました。平沢さんのお話も、差別の苦しみと、それを与えた人々を許す寛容さ、生き抜く力の尊さを感じました。
○教育実習の時は、ハンセン病について教科書とネットでの浅い知識しかなく、人権問題について大事な単元であるにも関わらず、生徒の心に響く授業ができませんでした。それがひっかかっていたので、今回参加しました。今回一番強く思ったことは、ハンセン病の患者は「かわいそうな人」ではなく「強い人」だったことです。もちろん、ひどい差別や待遇が存在し、患者の方や元患者の方を深く傷つけた事だと思い、それを思うと何と言っていいものか分からない気持ちになります。しかし、そのような中でも自らより良い暮らしをしようと、努力し、最終的には自らの力で人権を回復した方々は本当に強くとても尊敬します。
○青木さんが本当に分かりやすく教えてくださり、理解することができました。授業で、ハンセン病について何をどのように伝えたら良いか迷いながらやっていましたが、青木さんのお話や食事の時やFW中に参加者の皆さんと話した中で、知った人が伝えていくこと、子どもたちがハンセン病の元患者さん達に対する認識を転換させたお話が印象に残りました。青木さんの行った子どもたちによるガイドツアーのような実践ができたらいいなと思います。
○前から学びたかったハンセン病の歴史。そして、全生園のこと。とてもよい機会を頂きありがとうございました。現場にいると「明日の授業をどうしよう!」と狭い視野(HOW TO的な)で悩みますが、授業の心のような大切なものを授業づくり講座ではいつも学ばせて頂いています。今回もすてきな企画をありがとうございました。
○今回、ハンセン病の資料館や園内をフィールドワークをすることで、普段みることのできなかった生活の様子を見る事ができた。一番印象に残ったのは、平沢さんのお話で、9割が差別など、1割が光を求めて生きてきた人生であるという言葉だ。かんたんなことのように思える問題がとても難しい。それを変えていける方法はとにかく行動に起こすことであると思う。私は、今日のことを踏まえて、人権について考えていきたい。
2・参加の動機・経緯
・同僚からの紹介・顧問の先生からのお誘い・歴教協からのチラシ顧問の先生からのメール・大学の先生からのお知らせ・前回参加して、良かったので・実行委員からのお知らせ・大学の先輩の紹介・実行委員からの紹介があった頃、映画「あん」を見ていたので、「行きたい」と思いました・友人にさそわれて参加しました。・5月授業づくり講座の時にお知らせいただきました・姉の中学時代の担任の先生からの紹介で
7月2日(土)17:00~
千葉支部例会 千葉市中央コミュニティセンター5階サークル室
戦争体験を聞いて
大仏の授業
『歴史地理教育』の実践報告から
7月3日(日) 9:30~ 安房支部赤山ガイドサービス
13:30~ 安房地域母親大会夏の部 館山市コミュニティセンター
「選挙に行こう!暮らしの中に憲法と政治」
7月5日(火)19:00~
東葛支部例会 東葛飾高校社会科教室
7月9日(土)9:30~12:00
習・八支部例会 実籾コミュニティーホール
小4 千葉県香取市「町並みをいかした町作り」指導案検討
7月10日(日)
世界部会例会 千葉市中央コミュニティーセンター
インドネシアの歴史・宗教教科書を読む
世界恐慌におけるスウェーデンの政策
学校独自科目世界史探究の取り組み
インドの紙幣から見る世界史後編
2018年度県研究集会への取り組み
歴史部会記念講演羽田正氏について
7月10日(日)13:30~
東総支部 戦争体験を学ぶ会 旭・いいおかユートピアセンター
体験談「東京大空襲の体験」
「日本の原爆製造と科学組」
7月12日(火)18:00~20:45
船橋支部例会 船橋市勤労市民センター
7月13日(木)
松戸支部例会 松戸市民会館302
松戸の平和マップ作り
7月22日(金)~24日(日)
第2回原爆の絵展 銚子市民センター
7月24日(日)13:00~
日本史部会 千葉市中央コミュニティーセンター5階集会室
安保法制をディベートした現代社会の授業
「学び舎」教科書の可能性-朝鮮史とかかわって
8月5日(金)~7日(日)歴教協沖縄大会
8月6日(土)13:30~
銚子市郷土史談会例会 銚子市青少年文化会館
「戦争遺跡について」
8月19日(金)9:30~
船橋市教職委員会共催歴史見学会 新京成三咲駅集合
8月21日(日)9:00~17:00
千葉支部 夏の授業講座 千葉市生涯教育センター特別会議室
講演と模擬授業2本を予定しています。
ゆっくり、たっぷり行います。皆さんの参加をお待ちしています。
8月21日(日)13:00~
日本史部会 千葉市中央コミュニティーセンター6階サークル室6
8月27日(土)
松戸支部サマースクール さわやか県民プラザ
9月4日(日)14:00~
関東大震災93周年慰霊祭 八千代市高津山観音寺
9月17日(土)9:30~12:00
習・八支部総会 東習志野コミュニティーセンター
小6 「3人の武将」授業報告
9月18日(日)13:00~
千葉県歴教協総会 千葉市中央コミュニティセンター
6月4日(土) 17:00~
千葉支部例会 千葉市中央コミュニティセンターサークル室2
学び舎教科書について
琉球の授業実践
『歴史地理教育』の実践から
6月11日(土)13:40~
東総支部 日中戦争を学ぶ会
講演「日中戦争の体験-そのとき私は初年兵」
6月12日(日)
世界部会例会 千葉市中央コミュニティーセンター
インドネシア人の学校教育現場でのイスラーム教育
「風刺画から考えるオスマン帝国の衰退」の授業
「世界恐慌期におけるスウェーデンの福祉政策」
「学び舎」の教科書から世界史の視点で検討
6月14日(火)18:00~20:45
船橋支部例会 船橋市勤労市民センター
6月15日(水)
松戸支部例会 市民会館302
沖縄の歴史(4)松戸の戦跡を探る
6月18日(土)
習・八支部例会 東習志野コミュニティーセンター
小6 歴史学習
6月19日(日)13:00~
日本史部会例会 千葉市中央コミュニティーセンターサークル室6
「映像資料を活用した平和教育の方法
-中学校社会科歴史的分野「太平洋戦争学習」を題材に-」
「琉球使節の江戸上りはなぜ行われたのか?
-近世の日琉関係を考える-」
「『学び舎』教科書の可能性 -朝鮮史とかかわって-」
6月26日(日)15:00~17:00
「地域と民衆の歴史を学ぶ」講演会 千葉市中央コミュニティーセンター講習室1
7月2日(土)17:00~
千葉支部例会 千葉市中央コミュニセンターサークル室2
『歴史地理教育』の実践から
そのほかの報告の詳細は未定
7月9日(土)
習・八支部例会 東習志野コミュニティーセンター
小4 特色ある地域または印旛沼の開発
7月10日(日)
世界部会例会 千葉市中央コミュニティーセンター
「平和本」の実践報告
世界史探究の実践報告
「紙幣から見る世界史」
7月10日(日)13:30~
東総支部 戦争体験を学ぶ会
体験談「東京大空襲の体験」
「日本の原爆製造と科学組」
7月12日(火)18:00~20:45
船橋支部例会 船橋市勤労市民センター
7月20日(水)
松戸支部 松戸の平和マップ作り
8月21日(日) 9:00~17:00
千葉支部 千葉市生涯教育センター特別会議室
夏の授業講座
講演、模擬授業2本でゆっくり、たっぷり行います。
皆さんの参加をお待ちしています。
社会科授業づくり講座 5月講座
【後援】歴史教育者協議会 / 東京都歴史教育者協議会 / 埼玉県歴史教育者協議会
茨城県歴史教育者協議会 / 全国民主主義教育研究会 / 地理教育研究会
5月28日(土)14:00~17:00
会場:東京学芸大学附属竹早中学校(文京区小石川4-2-1)
テーマ:高校 日本史「もの教材で学ぶ歴史の授業づくり」
講師:鳥塚義和さん(千葉県 高等学校教員)
自分で糸を紡いだことはありますか?弥生時代の人はもちろん、江戸時代の農民もほとんどの人が自分の着る服を自分でつくれたのです。綿から糸を紡いでみましょう。手で紡ぐ、紡錘で紡ぐ、糸車で紡ぐ、生徒も夢中になるはずです。
また、授業でいきなり赤紙を配り、これが来たらどうするか、軍隊に入り戦場に行くとどのような体験が待っているのか問いかけてみましょう。完全な形の召集令状を復元しましたので、赤紙もおみやげにどうぞ。
その他、絵巻物、勘合、年貢割付状など、『歴史地理教育』の連載「モノ教材が語りだす」で紹介したモノを、実際に手で触ってみてください。
どなたでも参加できます。参加費500円
年間予定表もつけておきます。
お問い合わせは東京都歴史教育者協議会ホームページにお願いします。
講座に参加された方々の感想(一部抜粋)
*すてきな学習会を企画して下さり、ありがとうございました。自分がおもしろい!と思うものは、生徒もおもしろいのだと思います。仕事をスリム化して、もっともっと楽しいことをしていきたいと感じました。来年1月には沖縄修学旅行なので、とりあえず学校にゴーヤを植えようと心に決めました。できるかなぁ・・・。
*今日は大切な「もの」を見せて頂き、かつ貴重な体験をさせて頂きました。綿から糸を紡ぐのは、けっこうむずかしかったです。1本作るのにこんなことでは・・・、産業革命の機械化がいかに大変なことだったのかが実感できました。
勘合符って、あんなに大きかったんですか。東書の教科書を見て、画用紙を2つに切って合わせて授業して、随分単純な「札」だとは思っていましたが、やっぱり・・・。
*「モノ教材」の素晴らしさを再認識することが出来ました。鳥塚先生の一貫して変わらない熱意が伝わってきました。なおさら若い先生方に学べる機会、時間の保証を、どうやったら確保できるか、考えてしまいます。私自身にとっても課題です。
*めちゃくちゃおもしろかったです!!!「何がどういう風になって今の暮らしがあるのか」そういう根っ子のところがわからないまま過ごさせられている中で、今日のような授業は頭と体がびんびん刺激されて、生きる・暮らすと言うことを感じ取ることができました。
*現在、地球儀を持って行っただけで、中学生は喜んだりする。私自身お世話になった先生が、いろいろなモノを持って来て下さる先生だったので、いま講師の立場で忙しくはないので、教材探し、どんなモノが使えるのかを考えていきたいと思いました。
*アジア太平洋戦争の授業で、赤紙を持っていたら、教室に一人でいた生徒が「あっ!赤紙だ。先生、それ初期の赤紙ですよね。」と話しかけてきました。1年生の時に戦争体験者に聞いた時に、染料不足でだんだんうすくなったと聞いてきたそうです。そういう学習を増やして行けたらいいと思います。
5月講座講師 鳥塚義和さんからのメッセージ
長年かけて集めたモノ教材とそれを使う技を、機会があれば若い人たちに伝えたい、
と最近思うようになりました。今日は、そういう機会をつくってくれて、ありがとうございました。モノ教材がそれを集めたり、つくったりした人の個性とわかちがたく結びついていること、それがモノ教材の魅力の一面であることをあらためて気づかされました。
と同時に、誰にでも用意できるようにすること、使えるようにすることも可能であり、私自身が「社会科の授業を創る会」から学んだことがいかに大きいかということも実感しました。モノ教材の普遍性を生かし、若い人にひろげていくためにも、やはり「モノ教材資料館」は必要だと思いました。